今月も宜しくお願いします。

また、テレビねたですが、「第2のサブプライムローンになるかも?」

というようなニュース番組をたまたま見ました。

いわゆる、CLOに関する専門家へのインタビューでしたが、

「なるほど。」と思うこともそこそこありました。

ですが、

「CLO? 何のことかわからん。」という方も少なくないと思うので、

まずは、ググったサイトからそのまま、抜粋。

(以下、小林佳樹さんという方の説明)

「CLOは、投資適格未満の信用力の低い企業に対する貸し出し、

いわゆるレバレッジド・ローンを束ねて証券化した金融商品で、

08年のリーマン・ショックで問題となったCDO(債務担保証券)の一種類だ。

信用力の低い企業向け貸し出しを束ねているため利回りが高く、

投資家の人気を集めている。2018年の発行額は過去最高を記録した。

米国のレバレッジド・ローンの残高はここ10年でおよそ2倍に増加したが、

最近では、レバレッジド・ローンの貸付先企業で、自己資本に対する

借入金の割合を示す「レバレッジ比率」が上昇するなど、

質の劣化が懸念され始めている。

CLOのもとになっている貸し出しの焦げ付きリスクが高まっているわけで、

不良債権化することになれば、CLOもデフォルトする可能性が高い。」

とのことです。

このところ株式市場や金融市場が少し荒れてますよね。

また、リーマンからもう10年以上、経過しています。

そういう意味では、いつ何が起きてもおかしくない。

そういう状況なのかもしれません。

「経営は、虫の目、鳥の目、魚の目すべてを使う」などと言いますが、

魚の目の使う局面なんでしょうか?

長野税理士法人

野路美徳