今日は、期待値について
人に何かを頼みます。
仕事だったり、ちょっとしたお願いだったり、
それこそ、ほんといろいろです。
この間、ハッと気づいたのですが、何か頼むときに
勝手にその人に期待値設定をしているのです。
何を言っているかというと、
「この人ならこれくらいのことは簡単にできるだろう」
みたいなことを勝手に設定しているのです。
このことから何が起きるかというと、
設定している期待値の大きさによって、
やってもらったことへの感謝の大きさが変わってしまいます。
例えば、
本当はすごいことをしてもらっているのに、期待値が高い人には、
「この人なら当然」というように、感謝度合いを下げています。
もう一つ例を挙げると、
自分の期待値を超えた成果を見せてくれたときにだけ、
その人をほめています。
こういうのは、いかんですよね。
志村けんさんはご自身の著書の中で、
「人間って、いくつになっても、いつもホメられてないとダメな
生き物だとマジで思う。ホメられていると自信がつく。・・・」
この後も本質的な記述が連続するのですが、以下省略。
期待値は持っていいと思うのですが、
結果に対する評価には割引率を使うべきですかね。
それと、やさしさというふりかけを。
長野税理士法人
野路美徳