今回は、税制改正ネタです。

いわゆるアベノミクスというのが始まって早6年。

この間、投資促進を中心とした税制措置も、あまた実施されました。

こうした税制措置を活用できた会社と出来なかった会社があると思いますが、

できた会社とできなかった会社では、自己資本比率(実質の)に

大きな差が生じてきています。

しっかりとした分析をしているわけではありませんが、

場合によっては、3倍くらいの開きがでているケースもあるのでは

ないでしょうか?

政府やお役人は、勿論、ハッキリとは言いませんが、

企業税制は明らかに「強者を育て、弱者はほっておく」。

こんな、方針を継続してきていると自分は思います。

平成30年度の税制改正も引き続きそうした色彩を残しています。

加えて事業承継税制の大幅改定。

良い会社(中小企業)のさらなる財務強化のチャンスは

まだまだ、続くのでしょうか?

長野税理士法人

野路 美徳