今日は、「平均は、誤解を招くかも」です。
日本人は、平均という言葉で安心しやすいそうです。
正確には、平均と比較して自分の位置づけを確認し、
そして安心するそうです。
しかし、この平均、当然ですが、何を母集団にするかによって
全く結果は変わります。
にもかかわらず、「平均は230です。」みたいに、結果のみが言われ、
そこでの母集団がなにかの説明は殆どされません。
世の中、本当に多様化しています。
また、地域間格差を代表として、多くの差がいろいろなところに点在します。
したがって、「日本全国の ? の平均」なぞというものは、参考にしても良いですが、
判断材料にすると大きな間違いをする可能性があります。
「自分はどこの平均を知りたのか?」
このことを強く意識しながら平均を考えないと、結果、大きな間違いを起こして
しまうかもしれませんね。
長野税理士法人
野路美徳