3月ですね。
多分、今月の国会でH29年度の税制改正案が通過するのだと思いますが、
たまには、税制の話を少し。
自民党と公明党が公表しているH29年度税制大綱によると、
目指すのは、「すべての人が挑戦の機会を得て活躍できる全員参加型の社会」
いわゆる、「一億総活躍社会」だそうです。
(この言葉を聞くたびに、日本は理想的な社会主義国ではないかと
思う人が少なくないと思いますが・・・)
そして、その社会の実現のためには、
「働き方改革」「イノベーション」「地方創生」
が必要なんだそうです。
(まあ、なるほどなと思います・・・)
ただ、具体的な施策を見ると、
「一億総活躍」というよりも「強者更強社会」の実現という感じがします。
つまり、「力のある人はもっと力をつけてくださいね。」といった色彩が
かなり強い感じを受けます。
しかも、「東京オリンピックまでに」という時限つきで。
制度はみんなに公平ですし、感じ方もいろいろですが、
ご参考にして頂けると幸甚です。
ありがとうございます。
長野税理士法人
野路美徳