オリンピックはご覧になられたでしょうか?
私は、自分でもよくわからないのですが、
殆ど泣きながらみてました(加齢のせいでしょうか?)。
いえ、そんなことが言いたいのではなくて、
今日は、柔道の話。
「お家芸」あるいは「美しい柔道」というような言われ方で
大きな期待のかかる柔道。
その期待に「適切な練習」で成果を導き出された、井上康生さん。
「根性と稽古」から「適切な練習」への切り替えが
今回のメダルラッシュにつながった大きな要因と言われています。
柔道のことはあまりよくわからないので、迂闊なことはいえませんが、
かなり乱暴に申し上げると、シャバずれを直したということのようです。
つまり、日本標準だと力んでみても、それは世界標準に合わない。
だったら、世界標準に合わせればいいじゃないか ということのようです。
歴史と伝統のある組織の変革は、並大抵なことではないと思いますが、
井上康生さんは、それを断行されたようです。
そのことに、勝手に大きな感動をしています。
「根性と稽古」から「適切な練習」への変更は、会社経営でいうと
「経験と勘」から「正しい事実認識と適切な分析」への変更でしょうか?
たくさんの会社を見させて頂いていますが、
「正しい事実認識と適切な分析」を基礎とした経営をされている会社は
確実に成果を出されていると思います。
わかった風シリーズぽい話でした。ご容赦ください。
長野税理士法人
野路美徳