仕事柄、金融機関の方たちとお話する機会に比較的多く恵まれます。

彼らと話をしていると「そんなアホな!?」と思うことがままあります。

何のことかというと、いわゆる「コンプライアンス」のことです。

この間もこんなことがありました。

ある人が金融商品の説明に来ました。何度かお会いしている人なので、どんな人なのかはある程度理解していますし、信用もしています。

その人いわく、「ここから先は、自分が説明してはいけません。」と言います。

「何で?」と聞くと「金融庁の指導です。」と言います。

そして、また改めて別の人が説明に来ると言います。

説明能力がないのであれば、仕方ないですが、知識は十分なはずです。

なのに、「その先は言えません」。 これは、無しですよね。

こんなことしてたら、旬を逃します。

(成熟化社会は足の引っ張り合い社会だそうですが・・・、)

ルールは大切ですが、ルールが厳しすぎるスポーツは見てて面白くないし、

発展もしませんよね。

「一億総活躍」とかどこかのリーダーが公言してますが、活躍する場のルールをガチガチにしているのに、一体、誰をどう活躍させるつもりなのか?

素朴な疑問をもつこの頃です。

すみません。少々、愚痴っぽくなりました。

では、また来年。

少し早いですが、皆様、良いお年を。

長野税理士法人

野路 美徳