ようやくですが、税制大綱が出ましたね。
政権交代がなされ、期待をされながらの登場ということもあり、
メディア等でも割と取り立たされているような気がします。
少し小難しい話になりますが、税制には、大きく3つの機能、すなわち
1. 公共サービスの資金調達
2. 富の再分配
3. 景気調整
がありますが、今回は、上記、1.3.の色彩が強い内容でしょうか。
(民主党であれば、当然2.の色彩が強くなる。)
税制に限らず、財政政策、金融政策等、可能なすべての搦め手で
景気回復を目指そうとする新内閣。
それはそれで大変良いことだと思いますが、" Too Late " な感は否めません。
税収(売上) 約40兆
歳出(経費) 約90兆
借金残高 約1000兆
極めて乱暴に言うと、一般会社では税収は売上、歳出は経費。ですので、この時点で既に大赤字。加えて、こんな生活を続けていたので、借金残は売上の25倍。
自分は、長いことこんな商売をしていますが、
こんな決算書で生きている会社は見たことがありません。
お金を貸してくれている良い国民も、いつまでいい人でいるのかは判りませんし・・・。
斜に構えすぎでしょうか・・・?