地震の影響のためか、
通常、3月中に成立する税制改正法案がまだ成立していませんが
平成23年度税制改正に関して・・・・。
平成23年度税制改正については、いろいろなことが言われています。
その中でも、面白い表現だなと感じたのは、事実上「国家総動員法」導入というもの。
確かにそのとおりかもしれないなと感じます。
税制改正はいつも「飴と鞭」。
極めて簡単な表現をすれば、
飴は法人税率の引き下げ、鞭は相続税と高額所得者の所得税の増税。
恐らく、「鞭は消費税のアップで行きたいところですが、まずは、手を入れやすいところからやりました」というのが
国ないしはお役人の本音の話ではないかと思います。
国の財政状態からすれば、次は当然、消費税率の引き上げ。
これら一連の動きは、国民から全て巻上げるという意味で、事実上の国家総動員法の導入かもしれません。