堺屋太一さんが他界されましたね。
私は氏の本が割と好きで、昔、結構読んでいました。
訃報を聞いたのち、「そういえばと思い」いくつか本を探してみたのですが
見当たりません。
それもそのはず。
昨年夏、少し人生の整理し、大量の本を処分しました。
処分する前は、本を捨てるべきではないという固定観念に凝り固まっていたのですが、
捨ててみると、そう、全然、困りません。
確かに、今回のようなことがあると何となく心に寂しさを感じますが、
無ければないで、心との折り合いもつけられます。
半世紀以上も生きていると、捨てられないものが結構、周辺に散らばっています。
坂の上の雲の登場人物である秋山好古さんのように、「持たない」というのも
生き方としては良いのかもしれません・・・、
でも、やっぱり気になります。
堺屋さんの小説「平成30年」。
私は15年前くらい前に読んだのですが、かなり忘れています。
まさに去年の夏は、「平成30年」だったんですね。
捨てる前に、検証しておくべきでした。
独言、失礼しました。
長野税理士法人
野路美徳