今日は、田中角栄さんの言葉から。
田中角栄は、自らこう言っていた。
「確かにノーと言うのは勇気のいることだ。
しかし、逆に信頼度はノーで高まる場合もある。
できないものはノーとハッキリ言った方が、長い目で見れば信用される。」
(出典:田中角栄の「経営塾教科書」)
だそうです。
自分は30年近く税金とかお金に関わってきました。
かけだしの頃は、当然ですが、かなりリキんで仕事をしてました。
また、人は数字とかお金というものに対し、合理的な判断をするものだと
勝手に思ってました。
でも、違うんですよね。
そう。 人間の行動の殆どは感情に支配されています。
だからこそ、ノーと言える日本人って多くないと思います。
なぜなら、「好かれたいから。」
また、ノーと言える人も2パターンあって、
感情で、「ただ嫌だ」というタイプのノー。(多数派)
もう一つは「本物のノー」で、いろいろなことを瞬時に考えた上でのノー。
もちろん、角栄さんが言っているのは「本物のノー」ですよね。
では、また来年。
長野税理士法人
野路美徳