先月(9月)からNHKさんで「坂の上の雲」が再放送されるようになりました。
その影響もあり、本も読み返しています。
明治維新というかなり特殊な時代背景はありますが、
正しい努力をすれば、誰もが立身出世がかなえられたこの時期。
秋山兄弟をはじめ、多くの逸材(良い人材)が登場しました。
勝手な憶測ですが、そこには、「人を育てなければならない」という切迫感と
そうであったが故の、乱暴といえるまでの自由が許容されていたからでは
ないかと思うのです。
そういう意味では、良い人材は、規制からではなく、
自由(自由競争)の中から生まれてくるような気がします。
明治中期と比べると、自由度が低いと思われる今の日本。
総理大臣も変わるようですが、果たしてどうなりますかね。
辻・本郷税理士法人
野路美徳