先日、ある勉強会でとある地方都市に行ってきました。
いわゆる限界集落で、「街はあるが人が居ない」
そんな感じの場所でした。
ただ、それでは勉強会の意味があまりありませんので、
何を見てきたかというと、
「そんな限界集落だからこそできることがある」
ということでした。
確かに面白いことが起きていています。
それが、地元GDPにどれだけ数字として上がっているのかまでは
把握できていませんが、肌感覚としては確かにおもしろい。
そして、今後もこの流れがある程度進んでいくような気がします。
自分なりに、そこの成功のポイントを挙げると、
・地元人でない外の人が限界集落の魅力を把握
・その人にヒト、モノ、カネを力まず集められる力がある
・外資(地元以外)を入れない
・自治と調和
こんなところでしょうか。
長野の山間部にも、成功できそうなところがたくさんありますが、
やはり、ポイントは先に挙げたような要素が揃うことでしょうか。
それから、今回改めて思ったのは、
「中小企業経営と同じだな」ということでした。
つまり、会社の業績=親方の腕次第
そう思うと、自分の至らなさと腕の無さを痛感させてくれる
とても良い機会(勉強会)でした。
ありがとうございます。
辻・本郷税理士法人
野路美徳